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旅する僕ら

お待たせ致しました!
「旅する僕ら」、この秋に満を持して開催致します。


ギターの田中さん、バンドネオンの仁詩さんとダンサーGinaの3人で始めたこのイベントは、たくさんの才能ある出演者の方々に力を貸して頂き、多くの方に見守られながら少しずつ羽ばたき始め、そして今はベリーダンスの世界を内包しながら音楽も、踊りも、飛び越えようとしています。

そもそもミュージシャンの方達がアラブミュージシャンではないので当然そうなるのですが、「旅する僕ら」とは、ある特定のジャンルの踊りを踊るイベントではなく、生演奏ならではの音楽と踊りの呼吸を大事にしながら、ミュージシャンによって選ばれた曲、ダンサーによって選ばれた曲、そしてミュージシャンとダンサーが相談して選ばれた曲の世界を、それぞれのダンサーたちが自由自在に表現し踊っていくというものです。

不思議なことに、ダンサーが選んだ曲はその時人前で演じられる必要がある曲という気がします。時代という大きな目に見えないうねりのなかで、自分の内側に取り込みたいもの、放出したいものなどを無意識に選ぶからでしょうか。このイベントを選んで足を運んで下さる方たちとは、ダンサーとミュージシャンとステージという場において有機的な関係にあるのではないかと思ってしまいます。

旅する僕ら、という名前は私がつけました。
旅、という言葉に私はとても惹かれます。人生は旅だと例えられますが、踊りは音楽の中を旅するようなものだと私は感じます。踊る中でどんな感情に出会うか分からず、音楽と身体の交わる喜び、不思議、奇妙さなどが待ち受けているのかも分からない。いつもどきどきしながら音を聞くのですが、生演奏の音はとても柔らかく繊細で、気持ちが良いのです。美しい曲はたとえ録音された曲だって感動するものですが、生演奏の音は化粧されていないすっぴんの魅力と、生々しい強さと感覚に切り込む鋭さ、そして刻々と変化していく面白さがあります。

演奏を聞きながらダンサーとミュージシャンが声もなく目も見かわすことなく、同じステージに立ちその場を共有してあるストーリーを作る作業は機械的にできるものではなく、何度繰り返しても100%同じになることはありません。私たちはいきもので、ステージも生きています。私たちは同じ時代を旅しながら、ある一瞬を共に旅する仲間になります。旅する僕らとは、観客を含めた私たち全員のことなのかもしれません。

 

ある曲を選んだダンサーがストーリーテラーとなり、その曲をミュージシャンと共に表現するとき、観客の皆さんはダンサーと一体になり、思いもかけない旅の同伴者となることでしょう。ぜひ、傍観者ではなく、同伴者となってください。

 

一緒に旅に出かけましょう!(by Gina)

 

 

〜旅する僕らシリーズ〜
2014年1月 旅する僕らvol.0 @原宿mal di mare
2014年5月 旅する僕らvol.1 @祖師ケ谷大蔵カフェムリウイ
2014年6月 旅する僕らvol.2 @ONSAYA COFFEE 津山店
2014年6月 旅する僕らvol.3 café e bar copo do dia
2014年9月 旅する僕らvol.4 @アルハムブラ 
2014年12月 旅する僕らvol.5 @原宿おじやんカフェ 
2015年4月 旅する僕らvol.6 @アルハムブラ
2015年6月 旅する僕ら〜お江戸ウロボロス〜vol.7 @アサヒアートスクエア 
2016年2月 旅する僕らvol.8 @アルハムブラ
2016年7月 旅する僕らvol.9 @SEZON ART GALLERY
2016年10月 旅する僕らvol.10 @座・高円寺2

〜new!!〜
2017年10月10日 旅する僕らvol.11 浜松@ロバノミミ
2017年11月18日(土)旅する僕らvol.12 サラヴァ東京/saravah Tokyo

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